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社長対談


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1978年の創業以来、人と自然が一体となったまちづくりを目指してきた株式会社大進。「会社=人財」と考えると語る創業社長に、事業と人財にかける思いと今後の展望について伺いました。

まず創業の経緯についてお聞かせください。

shachotaidan05山内:私は大学時代を大阪で過ごしました。当時、光化学スモッグや環境汚染の問題が取り沙汰されていましたが、河川に醤油のような黒い水が流れているのを見て衝撃を受けまして、ふるさとの鹿児島もやがて同じような状況に陥るのではないかと不安になりました。そこで鹿児島に戻って環境問題に取り組みたいと考えたのがきっかけになりましたね。大学卒業後はコンサル会社に入社しましたが、自分がやりたいことをやるためにはやはり会社を興さなければならないと思っていた頃、当時の宮之城町(現さつま町)町長から誘致の話があり、当社の前身となる大進測量設計株式会社を1978年に設立しました。その後、川内市(現薩摩川内市)へも誘致企業として進出し、1991年には総合建設コンサルタント会社として株式会社大進へ改称しました。また2003年には鹿児島市から同様に誘致を受けて、本社を鹿児島市に移しています。このような経緯で我々は創業当初から環境問題に加えてまちづくりや過疎化の問題にも取り組んできましたが、実際に仕事をしてみると、鹿児島は災害が多い土地だということにあらためて気付かされました。安心安全で住みよいまちづくり、そして災害に強いまちづくり。この2つのまちづくりの視点が我々技術者に課せられた使命だと考えています。

安心安全で住みよいまちづくり、災害に強いまちづくりを進めていくにあたり、技術者に求められるのはどんなことでしょうか。

山内:我々は国家資格を持つプロフェッショナルの技術者集団です。プロフェッショナルとは間違いが許されないんですね。最近は世間を騒がせている工事データ改ざんの問題など、技術者への信頼を失墜させるような出来事が相次いでいます。我々は地域社会に信頼され、国民、県民、市民の皆さんに信頼される技術者でなければなりません。そのためには技術者である前に人として優しさを持った常識ある人間であってほしいと、日頃から職員には訴えかけているつもりです。

では、未来の大進を担う若い人材にはどのようなことを求めていらっしゃいますか。

shachotaidan02山内:高度な知識と提案力を求められる技術者の仕事には、自分との戦いと言えるような苦労があります。だからこそ志を高く持ち続けるためには、この仕事が好きだという気持ちが一番大切なのではないでしょうか。厳しいことをちょっと言われたぐらいで諦めるのではなく、自分に負けない強い意志が必要です。我々もそうですが、自分が地域社会を守るんだ、自分の技術で地域社会に安心安全を提供するんだという自負心を持つぐらいの元気あるファイトマンが入社してくれたらうれしいですね。

技術者には高度な知識と提案力が求められるというお話がありましたが、御社には技術士をはじめ、多くの有資格者がいらっしゃいます。

山内:資格は言わば印籠、保証書みたいなもので、いまは資格がなければ仕事ができない時代です。また建設コンサルタントとして一つの資格だけでは仕事を成し得ない時代でもあります。勤務年数を重ねるほどに資格の重要性は増してきますので、当社では職員の資格取得を積極的に推奨しています。

社員の方々にお話を伺ってみると、多忙な日常業務をこなしながら勉強を重ね、資格を取得したという声が多く聞かれました。

山内:そうですね。自分の仕事と資格に対して、責任感が強い人が多いのではないでしょうか。一人ひとりが自身の仕事と資格に真摯に向き合う。そういう社風が醸成されていると思います。例年、年度末には仕事が集中しますが、納期にも柔軟に対応できるよう職員一丸となって取り組んでいます。

いま建設業界では女性の活躍が推進されていますが、御社には女性技術者を育成されてきた歴史があります。

山内:私はもともと女性技術者を育てたいという夢を持っていましたので、業界に先駆けて20年以上も前から女性技術者を採用しています。現在(平成27年11月時点)は15名の女性技術者が勤務していますが、なかには結婚、出産を経て、勤続20年ほどになる女性技術者もいます。鹿児島には“おなごのくせに”という言葉がありますが、私は女性を蔑視するのが一番嫌いです。女性を大切にする会社は伸びると自分の肌で実感していますし、女性が頑張ってくれる会社は発展する会社だと思っています。

では、今後のビジョンについてお聞かせください。

shachotaidan03山内:長く続く会社とは、地域社会に必要とされる会社だと思います。そのためには常にアンテナを張り巡らせて、いまどのような技術が求められているのかをしっかりと把握し、地域社会のニーズに応えられる人財育成を行っていかなければなりません。50年、100年、地域社会が変わるとともに、会社も変わり続けていく必要がありますが、企業が成長するために最も大切なのは、「人の力」だと考えています。

地域社会とともに会社が発展を続けるためには、人財育成が欠かせないということですね。

山内:はい。その通りです。いま建設業界はかつてない人手不足の状態が続いています。東北復興需要に加えて、2020年の東京オリンピック開催の準備、地域のインフラ整備も進めなければなりません。ぜひ社会の皆さんにも技術者の仕事を今一度見直していただきたいです。

いま社会に技術者が求められているということですね。ぜひ若い方々にもチャレンジしていただきたいと思います。今日はありがとうございました。

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