» 技術第三部【社員インタビュー】

技術第三部【社員インタビュー】

インタビューに答えた社員

技術第三部

2005年入社

保有資格:技術士(建設部門)、RCCM(河川、砂防)、測量士、河川点検士 等

現在の担当業務について教えてください。

 河川整備に関する業務、農業土木の排水路設計等に関わっています。

長年の経験で変わらず大切にしている価値観は?

 長年の経験の中で変わらず大切にしている価値観は、“取引先との信頼関係を守ること”です。技術的な正しさだけでなく、日々のやり取りや小さな判断の積み重ねが、信頼につながっていくと考えています。そのため、分かりやすい資料作りや丁寧な説明を心がけたり、問い合わせにはできるだけ早く、正確に対応したりと、“当たり前のことを確実にやり続けること”を意識しています。信頼は一度失うと取り戻すのが難しいものですが、誠実に対応を続けていれば、必ず相手に伝わります。取引先から安心して任せてもらえる関係性を築くことは、自分の仕事への責任感や誇りにもつながっています。

今までで最も心に残っているプロジェクトは?

 「最も心に残っているプロジェクトは、平成18年7月豪雨に伴う激甚災害の復旧対応です。当時、私は入社2年目で、まだ業務経験も浅く、現場で何が求められるのか手探りの状態でした。しかし、豪雨による河川災害の現場に立った瞬間、想像を超える被害の大きさと、自然の力の恐ろしさを痛感したことを今でも鮮明に覚えています。堤防や護岸の損壊はもちろん、周辺の土地利用や地域住民の生活が大きく影響を受けており、“一刻も早く安全を取り戻す必要がある”という緊張感の中で、災害復旧設計に取り組みました。災害対応はまさに時間との勝負で、限られた情報の中で迅速かつ確実な判断が求められます。先輩方の背中を必死に追いかけながら、現場で学んだ知識を即座に活かし、住民の安心につながる形にしていくことに全力を注ぎました。この経験は、技術者としての姿勢を形づくった原点とも言えるものであり、“河川を守ることは地域を守ること”という意識を強く持つようになりました。

 今の仕事に対する価値観にも大きく影響した、忘れられないプロジェクトです。

この会社の変わらない良さとは何でしょうか?

 この会社の変わらない良さは、“アットホームな雰囲気”と“地域への貢献を大切にする姿勢”だと感じています。職種や所属が違っても気軽に相談でき、困っている人がいれば自然と手を差し伸べる社風があり、入社当初から『人の温かさ』を強く実感してきました。経験年数に関係なく、意見を尊重してくれる空気があるので、安心して挑戦できるところも大きな魅力だと思います。

また、地域に根差した会社として、日々の仕事の先には必ず“地域の人々の安全や暮らし”があります。災害対応やインフラ整備など、地元を支える仕事に携わる中で、『地域のために役に立ちたい』という会社全体の想いを随所で感じます。

技術者として、仕事をしながら資格を取得すること、心掛けていることやコツがあれば教えてください

 普段から勉強時間を決め、少しずつでも取り組むことを心がけています。まとまった時間が取れない日でも、とにかく机に向かう習慣を途切れさせないことが大切だと思っています。また、仕事の中には試験につながるヒントが多くあります。現場での判断や設計内容、取引先との協議など、実務そのものが試験の解答で使えないかを考え、気になった点はすぐに調べ、後でまとめておくようにしています。実務と勉強を結びつけることで、理解が深まり、試験にも実践にも役立つと実感しています。

 資格取得は簡単ではありませんが、日々の積み重ねと、仕事の中から学びを拾う意識があれば、必ず前に進めると思っています。

チームを支える上で心がけていることは?

 チームを支える上で大切にしているのは、“相談や質問をしやすい雰囲気づくり”です。困ったことがあっても声をかけづらい環境では、問題が表に出るのが遅れ、結果的にチーム全体の負担につながってしまいます。そうした状況を防ぐために、日頃から自分の方から積極的に声を掛けるようにしています。チームの力を最大限に発揮するためには、一人ひとりが気持ちよく働ける状況をつくることが大切です。その第一歩が、“声を掛けること”だと考えています。

若手に受け継いでほしい技術・姿勢は?

 若手に受け継いでほしいと思っているのは、“トライアンドエラーを恐れない姿勢”です。技術者の仕事は、必ずしも最初から正解が分かっているわけではありません。図面上では問題なく見えても、実際の現場で初めて気が付く課題や、想定外の状況に対応しなければならないことも多くあります。だからこそ、失敗を避けるのではなく、挑戦し、そこから学ぶことが大切だと思っています。実際に手を動かし、時には間違えることを通して、技術の“本質”が身についていきますし、経験の幅も広がります。上手くいかなかった理由を自分で考え、次にどう改善するかを考える。その積み重ねが、確かな技術力になると感じています。

今後の目標や挑戦したいことはありますか?

 今後の目標は、様々な資格取得に挑戦し、技術者としての視野をさらに広げていくことです。業務の幅が広がるほど、より深い専門知識や新しい分野の理解が求められる場面も増えていきますので、これまでの経験を生かしながら、新しい資格に挑戦することで知識を体系化し、技術の引き出しを増やしていきたいと考えています。資格勉強を通して得た知識は、自分自身の成長を感じられる大きなモチベーションにもなります。今後も積極的に学びに向き合い、より広い視点で仕事に取り組める技術者を目指していきたいと思っています。

トップへ戻る